ガソリン本体価格と税の仕組み

ガソリン税とは、車の燃料であるガソリン(揮発油)に対して課されている税です。本来、ガソリン税の納付義務は石油メーカー等にありますが、実際にはガソリンの販売価格に含まれる形で消費者が負担しています。仮にガソリン1リットル170円の場合、金額の内訳は、ガソリン自体の価格は98円。 ほかはガソリン税(本則税率)28.7円、ガソリン税(暫定税率)25.1円、石油税2.8円、消費税15.4円となる。 4割近くを税金が占める計算です。

以前から、ガソリン税に対する「二重課税」の問題は指摘され続けている。ガソリンに課される消費税は、「ガソリン本体に加えて、ガソリン税や石油税の合計」から算出されるため、税に税を課している状態です。せめて、消費税は除外すべきだという意見は以前から根強い。

ガソリン税の節税はできませんが、日頃から燃費向上につながる行動を心がければガソリン代自体を抑えることは可能です。ここからは、ドライバーが実践できるガソリン代の節約術を紹介します。

アクセルの踏み方・離し方に気を付ける

車の燃費はアクセルの操作に大きく左右されます。出発や加速の際はゆるやかに踏み、停止・減速する際は早めに離すことを意識すると余計なガソリンの消費を抑えられます。加えて、坂道を下る際などにはフットブレーキだけで運転するよりもエンジンブレーキを活用した方が燃費の向上が見込めます。状況に応じて使い分けましょう。

無駄なアイドリングや加速・減速を減らす

停車時にエンジンをかけたままにしてしまうと、車は10分間でガソリンを130cc近く消費するとされています。たとえわずかな時間であっても、荷物の積み下ろしなどの際にはきちんとアイドリングを止めることが燃料の節約につながります。そのほか、むやみに加速や減速を繰り返すことも燃費が低下する原因となるため、走行中はなるべく速度や車間距離を一定に保つことが大切です。渋滞も可能な限り避け、余裕を持ってスムーズに運転できるルートを選ぶとよいでしょう。

余計な荷物は載せない

載せている荷物が重いほど、走行には多くの燃料が必要となります。必要のない荷物は降ろし、できる限り車を軽くすることもガソリン代の節約術として有効です。